山中 章裕

2021/02/22


「新卒の早期育成」がアフターコロナのキーワード

コロナウイルスで激変した採用市場環境の中で特にご提案させてきていただいているキーワードの一つが、「新卒の早期育成」です。

コロナ前までは新卒の内定辞退率の高止まりが課題となっていましたが、コロナになって一気に採用競争環境が変わり、学生主導の売手市場から企業側主導の買手市場に変わりつつあります。
これまでの売手市場の環境下では、学生を丁寧にフォローして、できるだけ辞退が出ないような育成方針が主流でありました。
しかし、コロナウイルスによる各社の業績の厳しさなどもあり、これまで以上に採用後の成果が求められる環境の中では、今まで同様に丁寧にフォローして、ゆっくり成長してくれればよいということだけでは企業の育成ニーズを満たさない、という課題も出てきています。
そうした中で、新卒の早期育成に取り組まれている2つの事例をご紹介させていただきます。

内定期間中に自社業界調査プレゼン研修の実施

1つ目の事例は、内定期間中の研修として、自社を取り巻く業界環境のプレゼンを内定者にしてもらう、という研修です。
会社理解を深めるような研修やビジネススキルの研修などを内定者期間中に進めるケースはありますが、自社の業界環境を内定者が学び、発表するということはそう多くはありません。
一から調べるわけではなく、先輩社員が一度業界の状況を内定者にプレゼンし、大枠での情報は伝えます。その上で内定者自身にも業界情報を調べてもらい、業界を取り巻く環境とその中で自社がどのような戦略を取ろうとしているのか、という部分を発表してもらいます。
BtoC事業を行う会社の場合、競合他社の調査や実際のサービス体験なども行ってもらい、その中で考えた入社後に取り組みたいこと、等も発表してもらう場合もあります。
業界状況や会社の戦略などは聞くだけではなかなか頭に入ってこず、新入社員になかなか伝わらないということもありますが、自らプレゼンし発表するという経験の中で理解度が深まり、自社にとって何が重要なのか?その中で自分の求められる役割や期待されていることは何か?ということを早い段階で気づける、というところにこの研修のメリットがあります。

新卒入社後の研修を前倒し
こちらは非常にシンプルな内容で、4月入社以降に予定していた入社後研修の一部を入社前から行うということになります。
内定辞退という課題があるということを冒頭お伝えしましたが、入社後直前の時期で内定辞退が頻発するということはほとんどありません。
特に現在のような状況においては、アルバイトや卒業旅行といった予定も入ることもなく、時間を持て余している学生も多い状況です。
そのような状況もあって、入社後でなくてはできない研修は除いて、いわゆるビジネスマナーやマインド系の研修などは入社前の時期からスタートし、入社後の研修期間の短縮を図っています。

場合によっては「内定者アルバイト」という形で早期入社をしてもらい、その中で育成を介しているケースなどもあります。

業種や業態によって早期化できる部分は異なりますが、少しでも入社前の時期を有意義に過ごし、早期育成を達成させるためにもこうした取組みを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
ご参考いただけると幸いです。

 

2021年船井総研の新入社員研修

新卒の早期育成をお考えの方、4月からのスタートダッシュにぜひご活用ください!

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