硲 俊之(ハザマ トシユキ)

2018/05/08


社員を育てる経営者の視点

「なかなか自分から積極的に動かなくてね」「会社の数字くらい興味もってほしい」「真面目だけど言われないとしない」など、頭の痛い社員が必ずいるものです。そういう場合、注意したり、叱ったりしても効果がありません。一時的に頑張るかもしれませんが、時間が経過すれば元に戻ります。人手不足のため、なんとかしないと現場が回らないので悩んでいます。

頭の痛い社員の行動は「気かきかない」「数字に興味が無い」「何度言っても出来ない」「仕事が遅い」などです。その中で、数字に興味が無いという問題は、目標に対しての意欲が薄く、未達成に終わる場合が多いです。そもそも、その目標数字を「なぜ、達成する必要があるのか?」ということに対して、上司が上手く説明していないことが原因です。

数字に対する説得力が弱い上司の元に、数字に興味のない部下が育つのです。
だから上司が数字に強くならないと、部下も育ちません。

残念ながら、損益計算書さえ読めない方がほとんどです。

数字に対する苦手意識は、単なる気分の問題です。一度、きちんと学べば誰でも理解できるようになります。「利益を出せ」という前に、利益とは何かをきちんと説明できないと、分かったような、分かっていないような、あいまいな状態です。そのような状態では、説得力もなく単に気合根性論になってしまいがちです。

これからは説明責任が問われてきます。つまり説得力です。「もっと頑張れ」と言っても、何を頑張るのかを、きちんとわかりやすく説明しないと部下は動いてくれません。

「利益を伸ばせ」と言っても利益には「粗利益」「営業利益」「経常利益」「税引き前利益」「純利益」など、いろいろあります。どの利益なのかを説明できない方が多いのが現状です。
そうなってくると「結果オーライ社員」が増えてきて、とりあえず目標を達成するために手段を選ばず行動します。その結果、個人事業主の集まりのような、バラバラな行動をとるようになり、組織としてのまとまりが無くなってきます。頭が痛いのは、そういう組織では新入社員が育たずに辞めていくことが多いです。

なぜなら上司によって、言うことがバラバラで、やり方も上司によって違うと、何を覚えてよいのか分からなくなり混乱するからです。上司によって言うことがバラバラだと部下も大変です。このように上司からまず数字に強くなる必要があります。上司が数字を得意になることで、会社も統一した考え方になることができるようになりますので、ぜひ、組織を一体化するためにも、数字に強くなってください。せめて損益計算書くらい理解した方が数字に強くなれるかと思います。

 

数字の見方&考え方

2018/03/27


社員を育てる経営者の視点

人使いが苦手な方がセミナーに参加することが増えてきました。
参加者の傾向をみていると勤続年数や年齢的にも、そろそろ部下を持たせたいけれど、本人が部下を持つことを嫌がるケースや、部下を持たせても面倒を見ないで放置するケースがあります。

会社としても、部下を育成したいが、育成する方法も無く、場当たり的なケースが多いです。
せっかく採用したけれど、なかなか育てることが出来ない経営者が多く「やっぱりウチみたいな会社には良い人が来てくれない」「最近は社員のレベルが落ちてきた」「採用してもすぐ辞める」など人の問題で悩んでいます。

人育ての上手な方は「船井流長所伸展の法則」を実践されています。

 

最初に、教えることは会社のことを好きにさせることです。「この仕事がしたい」より「この会社で働きたい」という気持ちを持たせることを最初に教育することで、会社へのロイヤリティが高まります。その結果、仲間と一緒に会社を良くしていくという意識が高まり、社員を育てていく環境を作っていくことができます。

新しい人が入ってくると組織も活性化されるので、組織を新しく変革していくことも可能になってきます。凝り固まった人の集まりでは、新しい意見も生まれにくいですが、新しい人が入ってきたことを機会に、会社を良くしていこうという気持ちが高まれば、社員の定着率も上がります。

まず採用された方が一番不安に感じるのが「どのような人がいるのか」「誰がどのようなことをしているのか」という環境適応への不安です。そのためにも自己紹介などの機会を設けて、環境へ早く溶け込めるような機会を設けることが大切です。

定着率が良い会社の事例では、タイムカードの近くに新しい方の紹介コーナーを設けたり、社内報で紹介したり、事前に育成担当者を決めて置いたり、お昼休みに積極的に誘ってあげたりしています。このような取り組みをすることで新しい社員の「孤立化」を防ぎ、やる気を維持することが出来ます。

このように配属先の上司だけに任せるのではなく、会社として新しく入ってきた社員の受け入れ体制を作ることが、会社を伸ばしていく秘訣です。

 

数字の見方&考え方

2018/02/13


社員を育てる経営者の視点

経営者の方からの多い相談が
「もう少し自分から進んで仕事をしてほしい」「指示すればやるけれど積極性が欠けている」「真面目で大人しいけれど元気がない」「ウチの社員は気がきかない」などです。

せっかく採用したけれど、なかなか育てることが出来ない経営者が多く「やっぱりウチみたいな会社には良い人が来てくれない」「最近は社員のレベルが落ちてきた」「採用してもすぐ辞める」など人の問題で悩んでいます。

売上や販売の悩みはイライラしても納まりやすいのですが、資金繰りと人の悩みは夜中でもハッと目が覚めることがあります。

人育ての上手な方は「船井流長所伸展の法則」を実践されています。

まず、誰でも「役に立ちたい」「認めてもらいたい」という気持ちは持っています。
しかし、会社の求めていることと本人の頑張っていることが上手くかみ合っていない場合、「あいつは駄目だ」とレッテルを貼られてマイナス評価を受けやすくなっています。

長所伸展とは、あえて本人の良い部分を見つけだし、そして活かせる環境を整備しサポートしてあげることです。会社が大きくなってくると、いろいろな役割が求められます。今、不要な役割でも、会社が大きくなれば必要になってくることがあります。

会社は継続して安定成長することが大切です。
成長することで必要な役割を作っていくことが社員を活かす秘訣です。

役割の見つけ方は「ワクワクすること」「夢中になれること」「やってみたいこと」などを本人に聞いてみることです。そして上司がサポートする面談を定期的にすることが大切です。

でも「見ているとイライラする」「自分の給料分くらい稼いでほしい」「せっかく採用したのに・・・」など、人件費が利益を圧迫していることがありますので、そういう場合は、本人の意識を高めさせる外部セミナーがおススメです。環境を変えることで本人がやる気を出させるきっかけになります。

 

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