梶野 順弘(カジノ マサヒロ)  

2016/12/13


企業は30年でつぶれるようにできている

日本経済新聞が1996年に新設法人8万社の行方を調査したところ、存続率は

 1年後  60%
 3年後  38%
 5年後  15%
 10年後  5%


であった。


(例)
 設立  10万社
 設立 3年後  65%  65,000社
 設立 5年後  15%  15,000社
 設立 10年後  6.3%  6,300社
 設立 20年後  0.39%  390社
 設立 30年後  0.025%  25社

つまり、企業は30年でつぶれるようにできているのである。

では、何故?だろうか?

それは、時代の変革に対応できないからである。
例えば、先日C.V.Sで買い物をした後にふっと苦笑いをしたのだが、12月の寒い日におでんとアイスを一緒に買っていたからである。

そもそも昔は、おでんは冬の定番で、夏の定番はアイスであった。
だから、一緒に買うことはあまりないことである。

ところが、おでんは今や8月20日のおでんの販売日が頭に刻まれるほど記憶が鮮明になっていて、レジ横の店の横の好位置に置いて、年末までつなげるのである。

では、何故?冬にアイスがよく売れ、夏におでんを買うのだろうか?

そもそも、夏は「アイス」で、冬は「おでん」が定番であった。だから、スーパーは夏から秋になるとアイスを引っこめ、冬から春になるとおでんを引っこめた。それは、おでんは冬の寒い日に食べるもの、アイスは夏の暑い日に食べるものだと思っていたからである。ところが、セブンイレブンはその逆をやって、結果的に売れたのである。
そして、他のC.V.Sも真似しはじめて、結果的に『新しい常識』ができたのである。

つまり、『今ある常識を疑おう!』ということである。

では、何故売れたのだろうか?

それは、エアコンなどの冷暖房のせいで、生活環境が変わったからで、お客様視点に立つことによって、新しいマーケットができたのである。

チャールズ・ダーウィンの「進化論」をご存知だろうか?
(メルマガ原稿)次からが、読者です。

「生物は常に周囲の状況に適応しながら進化する。そして、生存競争において最も適当なものが生き残り、そうでないものは滅んでいく。」

つまり、生業も家業も企業も、「時代に合わせて変化し、進化していくこと。」が大切なのである。

創業期に成功して上手くいった企業が、その成功パターンを続けた結果、統計でいうと30年で必ず滅びるといっても過言ではないということである。そして、今年から来年に向けて伸びきった状況が続くということである。経営者は新しい人を採用し、リーダーは部下を育てて、部下に権限委譲して、新しい『ものさし』を導入しないと、その組織は、これから新しい時代に対応できないということである。

(1) 今、『働き方革命』といわれている ・・・ 
長時間労働を減らして、いかに休みを確保するか?でも、生産性を維持しよう!

では、どうしたらいいだろうか?

A.イノベーション(朝の時間活用と分業)


(2) 人手が足りない。人材を採用するにはどうしたらいいだろうか?
一方で、働きたいけど企業の就業ルールには合わなくて就職できない。

では、どうしたらいいだろうか?

A.採用制度の短時間勤務の承認


(3) 核家族化 ・・・ 両親の共働き!子供とのコミュニケーションがとれない。

どうしたらいいだろうか?

A.1人1台のスマホの時代


(4) 海外から観光客がいっぱい来ている。泊まる場所がない。

ではどうしたらいいだろうか?

A.Airbnb




このように、どんどん変えていかなければいけない時代である。
ドラッカーはこれを『イノベーションと需要の創造』といった。




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2016/11/01


サラリーマンはオーナー意識をもてない

自分にとって人生をどのように過ごすか?生きるか?ということは、とても大切なことである。
例えば、下記の3つがある。



(1) 仕事をサイドワークとして、プライベートと別に考えるのか?
(2) 給料をもらって、並みの生活をするか?
(3) それとも、いい仕事をして、給料をたくさんもらって、いい人生を歩むか?

とりわけトップは、サラリーマンの社員に、『自分たちは、どういう生活をしたいか?』を伝えなければいけない。そうしないと、ふにゃふにゃの社員ができるからである。とりわけ、1日のうち3分の2は仕事にかかわることが多いだけに、仕事が充実しているか?どうか?楽しいか?どうか?は、とても大切なのである。

弊社最高顧問船井幸雄氏は、次のように言っている。

働かざるもの食うべからず。
稼がざるもの食うべからず。
稼ぎのない労働は、徒労である。
つまり、稼ぎとは利益を出すことである。

 売上
 -原価
 利益  →(粗利益をとることが稼ぐことである。)



つまり、稼ぐということは経営者的意識を持つことである。
とはいっても、サラリーマンにはもともとオーナー意識を持てないので、『命がけで仕事をしなさい。』といっているのである。
そして、稼ぐには2つある。

(1) ひとつは、稼ぐとは、物を売って、お金を稼ぐこと。
(2) そしてもうひとつは、部下を束ねて、リーダーシップを発揮することも、稼ぐことである。


以上 感謝!



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2016/09/20


リオ・オリンピック女子レスリング伊調選手に見る本気度の大切さと、部下に気持ちよく働いてもらうための約束

『日本人初の五輪4連覇の偉業よりも、金メダルが取れた安堵の気持ちの方が大きかったという』伊調選手。試合は本当にぎりぎりの勝利で、残り10秒で逆転をしたのである。所属会社の監督すら『伊調選手のレスリング人生で一番へたくそな試合』と、いっていたほどでした。それでも、勝つのはさすがに『100年に1人の選手』と絶賛される理由です。

本人は、この試合を振り返り、『負けていても最後まで焦りがなく攻めに行くことだけを考えていましたが、相手がタックルに入ってきてくれたので、ここしかないと思っていきました。

最後は、母が助けてくれました。』と。 そのお母さんは既に、他界されているのですが、生前、『死んでも勝て!』といっていたそうです。だから、あんなブザマな試合でしたけど、本気で戦ったそうです。金メダルを獲れたから、お母さんから『よくやったね!』と、いってくれたと思います。

実は、伊調選手をはじめ、登坂選手も最後の最後で逆転して金メダルをつかみました。

つまり最後の最後に、本気が出て取れた姿は、今の若い人や成長の止まった社員にアドバイスする良い話だと思います。理由は、今は若い人に遠慮してリーダーが上手く指導できなかったり、年上の部下に上手く意見が言えないリーダーが増えてきています。

そこで、部下に気持ちよく働いてもらうために3つの約束をしていただければと思います。

1.仕事をさせる時に大切な4つのポイント

(1) 本気度 ・・・ 本当に熱を入れてやっているのか?
今の時代、やる気100%でやって、何とかなる。
レスリングの伊調選手も一緒です。

それを、イヤイヤやっても上手くいくはずがありません。何故なら、能力も経験もないのだから上手くいかなくて当たり前だと思います。

よくプライベートで嫌なことがあると、仕事が上手くいかないといいますが、仕事とプライベートを分けてできないと大成なんか?しないということです。

つまり、大切なことは、与えられたものを一所懸命やるというのは、親の教育や躾が大きいのです。

2.ビジネス脳と学生脳 ・・・ 

従来、学生が社会人になる時に、学生脳からビジネス脳を持ちましょう!とよく言っていた。では、ビジネス脳に切り換えるには他に何が大切であろうか?それは、思考能力である。

具体的には、何故?という思考をもたせることである。

例えば、世の中の仕組みや、世の中がどのようにまわっているか?その時にあらゆる物事に「何故?」という疑問を持ち、1つ1つ理解していくことに尽きる。そして、自分で考えることが大切です。

3.「できません。」「ありません。」は禁句 ・・・

よく部下に仕事をお願いした時に、「できません。」「ありません。」といわれる場合がある。この時の上司の気持ちはどのようなものだろうか?上司は「わかったよ!」と表面は取り繕いながら、実は内心ムッときて、その部下に「次の仕事は任せたくなくなります。」

では、どうしたらいいだろうか?

実は、マクロにはやりたいけど、ミクロには『できない』と伝えないと、可愛い部下になれないのです。

以上


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2016/08/09


報連相が、なぜ?上手くできないのだろうか?

最近、研修やお客様のところへ行くと必ずといってよいほど、社員に『報・連・相を教えてください。』と言われます。

そこで、現場の社員さんの悩みをお聞きすると、次のような声が返ってきます。

『仕事の指示をしているにもかかわらず、部下から報連相がないから、お客様の意向がちっとも現場に伝わらなくて困っている。』とか、『部下に説明をしているにもかかわらず、同じことばかり繰り返し繰り返し質問に来て、自分の仕事が進まない。』といったことなどです。

つまり、仕事の途中での報連相がないため、リーダーの求めているレベルやゴールに達していないので、結局再度教えたり、やり直しや時間が掛かったりします。

では、報告・連絡・相談とは?そもそもなんでしょうか?

一般的には、報連相とは?リスク・マネジメントに使われています。

例えば、『クレームや悪いことが起こったらすぐ報告しなさい。』とか『時間に遅れそうになったらすぐ連絡しなさい。』とか、『困ったときはすぐ相談してください。』など、リーダーから見た時のリスクマネジメントなのです。

だから、失敗やクレーム以外は、部下は何を報告したらいいのか?そもそも分かっていないのです。そこで、部下の立場で考えることが大切になります。

では?どうしたら上手く社員に伝わるでしょうか?

それは、リーダー目線ではなくて、部下目線で見ることなのです。

例えば、『権限委譲』と言う言葉がありますが、文字通り部下に仕事を委ねることです。
つまり、リーダーが部下に仕事の指示をする時に使います。

(1) その際、仕事を任せた部下がゴールをどこまで想像できるか?が大事なのです。ですから、仕事をする前に、ゴールへのイメージを十分に部下と相談することが重要となります。
(2) 次に部下から、仕事の途中経過を連絡してもらうことが大切です。
(3) そして、仕事が完結したら報告をするか?報告を受けることが重要になります。つまり、報連相とは、指示とチェックと報告のことなのです。

このように、部下の目線で考えてあげると、報連相とは仕事における手順なのです。

ぜひ、リーダーが部下に仕事を出す時は、計画をしっかり紙に書いてスケジュールを立てて、部下に上手に指示することが、部下からの報連相をスムーズにあげてもらうコツなのです。ぜひ、部下目線で指示を出してみてください。よろしくお願い致します。

感謝!

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2016/06/28


働き方革命

いつも、ありがとうございます。
6月23日英国で当初の予想を覆して国民投票の結果、EUから離脱することがほぼ決定しました。
その結果、日本国内の株式は大きく下落し、為替はポンド下落で一気に円高に振れました。

最近の傾向を見ていると円高は必ず週末に起こっていて、日本が対処できないようになっている気が致します。また株については、景気の上がり下がりで変動しているのではなくて、最近は一部のファンド会社や世界情勢によって株価が大きく変化しているような気が致します。

とくに、株は、『人の心が決めるので欲がありすぎると儲けそこなうところがあります。』だから、ついていない時は、ささっとやめて追いかけないことが大切なようです。

さて今回は、『働き方革命』をご提案したいと思います。

今、どこの企業もいかに残業を減らすか?そして、仕事の効率を上げるか?が大きなテーマになっています。私のご支援先でも、『みなし残業は全額残業代を支払うようにしてください。』と通達があり、頭を抱えています。またある工場では、『新入社員は就業規則に合わせた勤務体系にしてください。』とその筋からいわれていて、従来であれば終業後、技能訓練をしたり勉強会をしていたのができなくなり、上司や先輩は皆、戸惑っています。

理由は、早く一人前になって欲しいにもかかわらず、その時間が取れないからです。

では、どのように教育をすれば良いでしょうか?(政府としては景気浮揚をしたいのですが、デフレスパイラルの中で中小企業が、利益を設備投資ではなくて内部留保にまわしているため、企業の長時間労働に全国的にメスを入れているように見えます。)

では、私たちはどのように教える時間を取れば良いでしょうか?

それには、『働き方革命』が大切になってきました。

(1) 『段取り力』といわれるように、例えば会議の内容やプロジェクトの内容をあらかじめ紙に書くことにより頭が整理できるので、60分掛かっていた会議が45分に時間短縮できます。こうして、『行動の圧縮付加』を行います。
(2) また、重要な仕事は、周りの人に邪魔されないように。集中することで一気に進みます。さらに、その前後に防衛時間を取っておくことも肝要です。
(3) では、部下の教育の時間はどうすればよいでしょうか?最近、よく聴くのが、『説明しても理解してもらえない。』と言う話があります。
そもそも、部下にとって何が理解できていないのだろうか?商品知識や使い方なのだろうか?それとも、上司の意図が伝わっていないのだろうか?そうやって落とし込むと、教える側に問題があることがわかります。

これからは、効果の出ることに絞って教えることが大事だと思います。ぜひ、上司が『働き方革命』を実践して、行動の圧縮付加をして頂き部下にわかりやすく伝えていただきたいと思います。 

感謝!

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2016/05/17


エポックメーキング

最近、支援先を廻っていると現場リーダーさんから部下の育成で、悩みの相談を受けることが多い。

例えば、こんな内容である。。

(1)  ある、美容院で今までは、「技術は、盗んで覚えろ!」と言っていたが、それを若手に話をしても、今はそれが通用しなくなった。 
(2)  また、 あるパソコン教室で責任者が職員に『自分でもっと考えなさいよ!』というと、『1~10まで説明してくれないと分かりません。』と、反対に言われたという。
(3)  また、飲食店では、お客様の前に出て、『ありがとう!』の気持ちをキャッチできる能力の子と、キャッチできない能力の子がいるという。
(4)  これは人生において、いずれボディーブローのように効いてくるのではないだろうか?と、思う。

まさに、今の若い人の教育や部下育成は、地図のないところを懐中電灯と磁石を頼りに、一歩ずつ歩くようなものである。
では、一体現場で何が起こっているのだろうか?
これをとく鍵が、実は、NHKの『朝ドラ』にあるのである。

実は、前回の人気ドラマ『あさが来た』の、主人公あさは、新しい時代の変化を理解するために、五代友厚氏に『何で出すか?』と、何度も何度も質問したのである。
そして、4月から始まった『とと姉ちゃん』では、主人公の常子が判断するときに思わず、『どうしたもんじゃろかのう?』と呟くのである。

ここに、今の若い人を育成するヒントがあるのである。

つまり、ゆとり世代が入社しはじめ、時代が変化する中で、今までのように、
『何で、できないんだ!』とか、『自分で考えろよ!』といっても、通用しなくなったのである。
そして、ある日突然、目の前の景色が一気に変わるのである。そして、それを先日、私自身この目で見て愕然としたのである。

実は、4月下旬のある日に出張から帰って久しぶりに会社へ行くと、いきなり職場の景色が変わっていたのである。理由は、新入社員が何と一挙に70人近く入り、社内にいる入社3年以下の社員が、総勢で3分の1以上になっていたたため、周りはほとんど話したことのない社員ばかりで、「パソコンの操作を聞こうとしたら、誰に聴いたらいいか?」フリーズしてしまったのである。

まさに、『どうしたもんじゃろかのう?』である。

世の中は確実に進化して変化しているから、このまま行くと、彼らの今の非常識が5年後には常識に変わる可能性がある。そして、その時突然、彼らの中からスティーブ・ジョブスのようなエポックメーキングのような人が生まれ世の中が反転するのである。

これから、若手とどのように付き合うか?本当に「どうしたもんじゃろかのう?」である。

以上 感謝!

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2016/04/05


片づけをすると何故?人生が上手くいくのでしょうか?

今年も、桜の季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?花が咲いてから散った後、葉っぱが出る植物は珍しいですが、こういうところが、「パッと咲いて、散り際が美しい。」という由縁かも知れません。そのように考えると、人生で後、何回、桜が見られるか?と思うと、感慨深いものがあり、これからの人生を大切にしたいものです。

さて、今回は、「片づけをすると何故?人生が上手くいくか?」というテーマです。
そもそも、何故?片づけが大切なのでしょうか?
大きく分けると次の3つだと思います。

(1) 必要なものがすぐ見つかるので、仕事の効率がUPする。
(2) 定物定位置で、環境にやさしく、周囲の人にも喜ばれる。
(3) 頭がスッキリして、集中力が増し、運気が上がる。

にもかかわらず、何故できないのでしょうか?
大きく分けると次の3つのような気が致します。

(1) 忙しいから面倒くさくて後まわしにする。
(2)何を捨てたらいいか?わからない。
(3)そもそも、片づけの重要性に気づかない。

とくに、「(2)の何を捨てたらいいか?がわからない。」が一番大切なキーワードです。では、『何故?片づけをすると人生が上手くいくのでしょうか?』
(これについて読者の皆様はどのようにお考えでしょうか?)

実は、(2)の何を捨てたらいいか?わからない。」と密接な関係があるのです。
片づけのニガ手な人に聞くと、ほとんどの人が、『(2)の何を捨てたらいいか?わからない。』と答えます。

理由は、後で使うからとか、いつか?使うからとか?捨てた後に後悔したということがよくあります。
それでも、「断・捨・離」といわれるように思いきって捨てたり、トキメかないものは捨てるということがとても重要なのは、片づけをすると、『即断・即決力』がつくからなのです。

つまり、前頭葉の成長を養い、さらに即断・即決につながるからです。
人生は、常に決断の連続です!日々の仕事やプライベートの中でいかに正しい判断をするか?それを養うために、実は、片づけはとても大事な仕事であり、常に片づけをしたり、2Sや3Sができる人は、気づき力が高く、人生の中で何事においても積極的思考が備わっている人だと思います。

4月に入り、新しいスタートとなります。ぜひ、この機会にもう一度片づけに全社でチャレンジしてみて下さい。

最後に、新聞のHAPPY NEWS大賞をとった心温まる記事をご紹介致します。
ぜひ、お読み下さい!!   感謝!!

出典:よんどく by 日本新聞協会

「整頓されているから」   鹿屋総局・小田裕徳
「高卒の採用予定はなかったけど、急きょ採用試験をすることにした」。鹿屋市内の会社経営者が語り始めた。ある高校3年生の言葉がきっかけだった。彼は会社の作業車が給油するガソリンスタンドで家計の助けにアルバイトをしている。
その彼が給油中、社員に「おたくの会社は高卒の採用はないのですか」と聞いたという。後日、別の社員も同じ話を社長に報告した。「なぜわが社に入りたいのだろう」。気になった社長は別の社員に聞いてもらった。 すると、「どの社員の作業車も、道具類がいつも整頓されている。こんな先輩たちのいる会社で頑張りたい」と語ったという。驚くような動機。
「高校生が車内の整頓状況を見て、一生の仕事にわが社を選ぶなんて」。社長は心動かされた。「将来、会社を支える人材に育つのでは」と会ってみたくなった。 急きょ求人手続きへ。採用試験は9月下旬だった。成績は優秀。さらに面接で親思いの優しい面を知り、社長は即座に採用を内定したという。
社長は、彼の話を会社の朝礼で紹介した。「誰がどこを見て評価するか分からない。みんなが車内を整頓しているから、高校生にも信頼された。仕事の中身も同じ」と。いつもそんな思いで仕事をしているだろうか。会社の質と信頼度は、こんなところに表れるのかもしれない。



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2016/02/23


早起こしの原理

いつもお読みいただきありがとうございます。
最近、お客様から次のような質問をよくお受けします。

例えば、『モチベーションが高い人低い人の差が激しくて、それぞれをうまく教育していく方法、特に低い人の教育のしかた。』や、『やる気のある人とそうでない人の差があるので、どうやってやる気を出させるか?

どうやって夢を持たせるか?どうやって仕事を好きにさせるか?』、そして、『とくに、伝えても伝わらない時、やる気のない人へのアプローチの仕方が難しい。』などである。

先日、新聞に『アリの生態学の新研究のルール化』が出ていましたが、とても興味深い内容でした。
要約すると、従来はよく働くアリが組織の生産性を高めているので、怠けているアリなど効率の悪いアリは、
組織より排除しようという考え方が強かったですが、実は組織が存続するには何かあった時に怠けたアリが
変わりに働くので、怠けているアリがいる組織ほど余力があり、種の保存に適しているのだということである。
つまり、組織には無駄なアリや人などはいなくて必ず存在理由があるということである。

では、私たち中小企業はどのようにしたら良いだろうか?

(1) 中小企業は、大企業のように余剰人員があるわけでもないので必要最少人数で運営をしています。
そして、『人が足りない、足りない!』といっているから利益が出るのです。

(2) 次に、『早起こしの原理』があります。

これは、ある夜体育館でお酒を飲んで大勢が寝ていた時に、火事が起こり、その際いかに全員を助けだすか?ということです。
まず、最初に火事に気づいた人が次を起こし、さらに他の人を起こすというのが理想ですが、
それでは、火の回りが速くて追いつきません。そこで、最初に火事に気づいた人が、
『大声で、火事だぁー!』と叫んだ後、気づいた人が次の人を起こしていくと、
全員が助かる可能性があります。

つまり、やる気のない人から取り掛かるのではなくて、温度の高い人が次の人を起こし、さらに次の人を起こすという考え方が大切なのです。

つまり、社員の温度を1度C上げることによって、意識が変化するのです。  感謝!

 




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