2014/12/02


本物のプラス発想

船井総研の代表的な考え方に「成功の3条件」というのがあります。
成功する人の共通点として、「素直である」「勉強好きである」「プラス発想である」というものです。
船井総研では、この考え方は徹底的に教え込まれます。
中途で入社した私も、この教えを実行しようと自分なりに努力しました。

ある時「プラス思考」か「マイナス思考」かを外部の専門機関で調べてもらえる機会があり、
私も参加して調査をしてもらいました。
船井総研に入社して10年以上経っていましたので、自分ではもうプラス思考は身についていると思っていたのですが、結果はまだ「50%位のプラス思考の水準」だったのです。
50%はマイナス思考ということにちょっとショックでした。

人生には順境と逆境があり、「順境ではプラス思考だが、逆境ではマイナス思考がかなり出ている」というものでした。仕事が上手くいかなかったり、何か失敗した時には、マイナス思考が出ているとのことです。
一般に6割位の人はこのタイプだそうですが、本物のプラス思考ではありません。
逆境でもプラス思考できる人は2割位しかいないそうです。

ではどうしたら本物のプラス思考になれるのでしょうか。

私も色々勉強し、実践してみましたが、良かったと感じることは次の3つです。

1.感謝する心と行動を習慣にする
私に一番欠けていたのは「感謝の気持ちを行動に表すこと」です。気持ちを持つだけでは不十分です。行動に出なければ、本物ではありません。その為に次の2つを実行することにしました
①毎日神棚にお参りし、感謝を述べる
②「ありがとう」をできるだけ言う

2.過去は反省はするが、後悔はしない
船井総研には「過去オール善」という考え方があります。過去の失敗は反省して同じ失敗をしないようにするのは良いが、どうにもならない、過ぎたことをくよくよ考えない。これも勉強と受け止め、今自分に出来ることは何かを考え、前を向くことが大切です。

3.将来のワクワクするような目標をつくり、目の付く所に貼り、毎日眺める
 将来の大きな夢や目標を持っていれば、目の前の小さな失敗や不運に悩むことはありません。楽しくなるような目標をつくり、自分の潜在意識に刷り込むことが重要です。

プラス思考か、マイナス思考かは、育った環境や経験した出来事の影響を強く受けており、一朝一夕に簡単に変えることは出来ないと言われています。
しかし、行動や習慣を変えることができれば、実現可能だと思っています。是非実行してみてください。





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2014/11/04


「正しい意思決定」のルールとは

経営者にとって最も重要な仕事は「正しい意思決定」をすることだと言えます。毎日のように、「社長、どう致しましょうか?」と幹部から最終的な判断・決断を求められます。簡単に結論が出ることなら、幹部から相談はありませんが、幹部では判断できない、難しい事案が上がってきます。

「それは、俺は分からない。君が判断してくれ」ではトップの役割は果たせません。
ですから、会社の中で社長と専務という立場は近いように思えますが、その重圧や責任感、悩み、苦しみなどは全く違う次元のものだと言われます。社長の立場になってみないと分からないようです。

 ある経営者の方は、この精神的な重圧と責任感のために、ノイローゼになり、経営者としての仕事が出来ず、ある一時期自宅に引きこもったそうです。

 毎日のように、経営者のこのような難しい意思決定の悩みについて相談を受けていた創業者の船井幸雄は、「正しい意思決定にはルールがある」と言いました。このルールに従ってアドバイスをしたそうです。

1.「迷うこと」はしてはいけない.
迷いながらやると、失敗することが多くなる。また、リーダーの迷いは、実行する社員にも伝わる。迷った場合は、止める勇気が必要である。

2.「自信のないこと」はしてはいけない
中小企業は、一度の失敗が命取りになることがある。だから、自信の無いことやイチかバチかの博打のようなことはやるべきではない。

3.「責任の取れないこと」はしてはいけない
 責任が取れるとは、自分の財産の範囲内で処理でき、他人や取引先、親戚などに迷惑をかけないこと、それを超える場合は止めるべきである。

4.「納得できないこと」はしてはいけない
 自分が納得できないようなことは、いくら親しい人の薦めでもやるべきでない。

5.「良心に反すること」はしてはいけない
 相手を騙したり、卑怯なことをするなど自分の良心に反する決断はすべきではない。良心に反することをすれば、ツキが落ちるし、成功しても本心から喜べることはない。

6.「自然の摂理に反すること」はしてはいけない
 調和を乱すようなこと、複雑で分かりにくいこと、規則や規制を多くすること、自分だけというエゴ的なことなどはしてはいけない。

以上の6項目をご相談に見えた経営者に聞き、1つでも該当するものがある場合、「止めなさい」とアドバイスしたそうです。

船井幸雄のこのルールは、その後の私自身の意思決定の際にも大いに役立ちました。組織のリーダーである皆様も是非ご参考にされてみてはいかがでしょうか。





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2014/10/07


若手社員に教えるべき社会人としての「考え方」

先日、ある会社の新入社員のフォローアップ研修を行ってきました。
4月に入社して半年が経ち、新入社員の皆さんも会社の雰囲気や仕事にも慣れてきた頃ですが、逆に会社や仕事の厳しさも身を持って感じている時期です。
中には、「この会社は自分には向いていない」「上司に厳しく言われ、自信がなくなった」などと、かなりモチベーションが落ちている人もいるようでした。

先方のご要望は、報連相や仕事の進め方など仕事の基本が十分に身に付いていないので、再度徹底させたいとのことでしたが、私は直感的に仕事のやり方よりも仕事に対する考え方、姿勢に問題があると感じました。
そこで、研修を2日間にしていただき、1日目は社会人として一人前になるためには、どのような考え方が必要かをお話してきました。

挨拶、ビジネスマナー、整理整頓、言葉遣い、報連相、前準備、後始末など仕事の基本をいくら教えても、「なぜこういうことができないといけないのか」「何のために必要なのか」が解っていないように感じています。
では、どのような「考え方」「姿勢」を教えるべきなのでしょうか。

私がお話したのは次のようなことです。
1.ここまで育ててくれた両親やお世話になった人に感謝しよう
2.上司の言うことはまずすべて聞いてみるという素直な姿勢を持とう
3.自分の知らないことに興味を持ち、勉強しよう
4.まずは自分の選んだ仕事を天職だと思い、3年間はがむしゃらに頑張ろう
5.上司から言われた仕事は絶対に断らない。挑戦しよう
6.仕事の中に活かせる自分の長所を見つけ、さらに伸ばそう
7.この件に関しては社内で自分が最も得意だという「一番」をつくろう
8.給料の3倍の粗利益が稼げて初めて一人前の社員である
9.社内に自分の師となるモデルを見つけ、素直に真似よう
10.マイナス発想をやめ、プラス発想しよう。愚痴、不満、マイナス発言をするな
11.相手に変わって欲しいと求めるな。自分がどんどん変わっていこう
12.作業ではなく、仕事をしよう。仕事とは自分で考え、工夫してやるものである
13.「ありがとう」と言われることが最高の喜びである。手を抜かず、全力でやろう
14.ツキを大切にしよう。良い仲間と付き合おう
15.良心に反することは止めよう
16.仲間、上司、お客様に信頼される人になろう
17.約束はどんなことがあっても守ろう
18.できる人は些事にこだわる。完全志向を身につけよう
19.何事も先延ばしにしないで、即時処理ぐせをつけよう
20.これからはプロの時代である。プロとしての力を磨き続けよう

これらは船井総研の中では、常に先輩やリーダーたちが若手に普段の仕事の中で何気なく教えている考え方です。
皆様の会社にも、受け継がれた企業文化や思想があると思います。
それをまず教えることが、最も重要ではないでしょうか。





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2014/09/09


“ハーフマンスチェック”のすすめ

毎年「PDCAサイクル実践セミナー」を定期的に開催していますが、
参加者に現状のPDCAサイクルの課題をお聞きすると、
「検証が十分にできていない」「やりっぱなしで終わっている」
という方が多くいらっしゃいます。
PDCAとは、計画(PLAN)、実行(DO)、検証(CHECK)、修正(ACTION)のサイクルですが、
検証が最も重要なポイントとなることは誰でも分かっています。

ではどうすれば検証が上手くできるのでしょうか。
私が提案しているのは、“ハーフマンスチェック”を実行することです。
ハーフマンスチェックとは、1ヶ月が終了して実績がどうだったかを検証するだけでなく、
月中(15日)で一旦途中経過、進捗状況を検証するしくみです。
そうすれば、月の後半に修正(Action)が可能で、実績も改善されることが多いのです。
どのようにハーフマンスチェックを行えば効果的なのか、やり方にもポイントがあります。

私は、次の4つを確認していただくことをお勧めしています。

1.好調なもの、順調に進んでいることは何か
  検証では、不振なことばかりでなく、好調なことも話してもらいます。悪い話ばかりだとミーティングが暗くなるし、参加するのも嫌になってきます。また、月の後半伸ばしていくためには、好調なものに力を入れるのは業績アップの大原則です。

2.不調なもの、上手く進んでいないことは何か
  計画は作ってもその通りにはなかなか進みません。しかし仕方がないと諦めたり、目を逸らしていては、また同じような課題がきても同じ失敗の繰り返しになってしまいます。自分で立てた計画とのギャップにしっかりと向き合うことが重要です。

3.好調な原因、不調な原因は何か
  好調な原因についてもはっきり認識することによって、「どうすれば上手くいくか」のルール化ができます。一番の問題は、不振の原因分析をはっきり特定できないことです。上手く行かない理由は、一つだけではなく複合的に絡み合っている場合が多く、本当の原因(=真因)が絞り込めないケースが多くあります。ミーティングでも意見が分かれ、皆が納得する結論が出せないのです。絞り込めない原因は、外部要因と内部要因を一緒に考えているからです。内部要因に絞り込むことがポイントになります。

4.今後どうするか
  検証のミーティングを実施したら、必ず「次の一手」を決める必要があります。何も決めないで終わっていては、次第に参加意欲が薄れてきます。

「次の一手」はこの後の行動(Action)を明確にすることです。
「いつまでに」「誰が」「何を」「どうする」を決定し、すぐ実行してもらいます。
兎に角、改善案をすぐ実行すれば、必ず何かの変化が現れます。それが、スピードを生み出します。
検証は、あまり難しくやり過ぎても続きません。
私は、まず①ハーフマンスチェックと月末チェックの2回を定例化すること
そして②ミーティングでの検証の内容を明確に決めることが重要と考えています。
この2つを継続して実施していけば、段々とPDCAのレベルが上がって行きます。
是非取り組んでみてはいかがでしょうか。





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2014/08/12


「長所伸展と短所是正」

船井総研の代表的な考え方で、「長所伸展法」というものがあります。
「自社の短所を直すよりも長所を伸ばす方が、よりお客様に支持されるようになり、業績が伸びる」という考え方です。
また、人においても「その人の短所を是正するより、長所を伸ばす方が人財として伸びる」というものです。
ところが、企業の現場のリーダーは、この長所伸展の考え方は頭では理解できても、実際の現場では、部下の短所や欠点が気になり、
ついつい口うるさく注意ばかりしていて、この長所伸展法を実行できない人が多いようです。
何が問題となっているのでしょうか?具体的どうすれば、長所伸展法で、部下を育成することができるのでしょうか?

1.部下の長所は上司が見極め、部下に気づかせる
 自分の長所は、中々自分自身で分からないものです。
理由は、長所とは自分で評価するものではなく、他人が評価するものだからです。
上司は仕事を通して部下を見ています。
まだ十分には発芽していないが、将来その人の武器になりそうな部下の『実生』(みしょう)を発見し、部下に気づかせるのは上司しかいません。
そして、それをどのように伸ばし、仕事の中でどのように活かすかのアドバイスが重要になると思います。

2.短所是正では、多少は良くなっても、人並み以上に改善することはない
 リーダーは、部下の短所(=他人より劣っているもの)を何とか人並みにしようと、色々なアドバイスや注意、叱咤激励をします。
しかし、誰でも人より劣っている点はあります。
これに取り組んでも、精々多少は良くなるものの、他人の役に立つようなレベルまではなりません。
創業者の船井幸雄は、「短所には手をつけるな。放っておけ。」と言いました。

3.欠点は是正したほうがいい
 ところが、短所の中でも、基本レベルにも達していないもの、常識レベルに欠けるものがあります。
私はこれを短所とは区別して『欠点』と呼んでいますが、これは絶対に直す必要があります。
例えば、「約束を破る」「時間を守らない」「あいさつをしない」などです。
これは、社会人として必須のものであり、これができないと上司の信頼がないだけでなく、同僚、お客様にも迷惑をかけてしまいます。
どのようにして直さすかですが、悪いことだ、迷惑をかけているという自覚がない人もいますので面倒です。
また、自覚しても直ぐには直らないケースもあります。
皆さんは自分の子供の欠点はどうして直しますか?親身法という言葉がありますが、愛情を持って、根気良く関わっていかないと直りません。
私は「長所伸展」は「欠点是正」とセットであると考えています。
船井幸雄は「3つ褒めて、1つ欠点を指摘しなさい」と言いましたが、欠点の指摘が多くなりすぎると、部下も萎縮し、長所も伸ばせなくなります。
バランスを取ってやる必要があります。





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2014/07/08


リーダーは「閉心の美学」を持て!

 ワールドカップも決勝トーナメントに入り、国の威信を掛けた白熱した戦いが展開されています。
我が日本代表チームはあっ気なく予選で惨敗し、国内の盛り上がりも一気に冷めてしまいました。
監督であるザッケローニ氏には、その采配に対して多くの批判が出ています。
彼は多くを語らず辞任し、早々に日本を去っていきました。

 組織の人の上に立つリーダーは、常に部下や周りから厳しい見方をされます。
勝てばそうでもありませんが、負けた時や失敗した場合には、容赦なく批判を浴びてしまいます。
リーダーの宿命とも言えるでしょう。
そのような立場のリーダーはどのように自分を律すればいいのでしょうか。

 かつて警視庁で参事官を務め、現在船井総合研究所の特別顧問である宮﨑忠は、私が 主宰するリーダーの勉強会で次のように言っています。

「リーダーは『閉心の美学』を持て!」

余り聞きなれない言葉ですが、どういう意味なのでしょうか?


宮﨑は次のように説明しています。

リーダーは自分の中に常に3人の士(サムライ)を持つべきである。



1.「口を閉ざす士」を持て
  リーダーは余りしゃべり過ぎないほうがいい。自分の知識や情報を人前でぺらぺらし ゃべるような饒舌なリーダーは信用されない。


2.「門戸を閉ざす士」を持て
 リーダーは誰とでも仲良くするのではなく、付き合う上司や仲間を決めるべきだ。誰にでもいい顔をするような人は信頼されない。


3.「心を閉ざす士」を持て
 自分の本音や悩みを人前で口に出すのでなく、自分の心の中で深く自省すべきである。そのようにして初めて物事の本質が見えてくる。


 なかなか奥深い言葉ですが、現在の多くのリーダーはこれと全く180度違う逆のタイプが多いのではないでしょうか。
演説や喋りが上手いリーダー、誰にも好かれるリーダー、自分の本音や感じたことを皆に話すリーダー。
そのようなリーダーが今の時流なのか、人気があります。
宮﨑は「それは本物のリーダーではない」と言い切っています。

 確かに、今でも時々このような士(サムライ)のようなリーダーを見かけることがありますが、にじみ出るような迫力や底知れない凄みがあります。
でも余り人気はありません。
しかし、厳しい局面を打開したり、逆境を切り開くには、このようなリーダーでないとできないのではないかと感じたりします。
皆さんはどう思われますか?

ザッケローニ監督の成果にはちょっとがっかりでしたが、その去り際はサムライのように見事だったように感じました。





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2014/06/03


「give&give」(与え好き)の人は幸せになれる


弊社創業者の船井幸雄が、かつてこんな話をしてくれました。

“人には3つのタイプがある。
①「take&take」
②「give&take」
③「give&give」
仕事や人生が上手くいく人は③の「give&give」の人だ。“


この話を聞き、当時中途で船井総研に入社したばかりの私は、自分の人生を振り返り大いに考えさせられました。生まれてそれまで、①か②の生き方が正しいと考えていたからです。
普通は②の「give&take」が社会の一般的価値観ではないでしょうか。
「与えるから、それと同等のものを受け取ることができる」が社会の基本原則だと考えていました。

ところが船井幸雄は「とにかく相手に与えなさい」と。
どういう意味なのでしょうか?


1.「take&take」の人
 私もそうですが、人間はもらい好きです。特にタダのものは大好きです。いつももらっていると当たり前になってきます。そのうち、もらうことを期待するようになります。もっと沢山欲しいと要求します。そのくせ相手にタダで差し上げることはしません。こんな人は一時的に得をした気になっても、仕事や人生が上手くいくはずがありません。

2.「give&take」の人
 ビジネスとか社会の人間関係は一般的にこれです。相手にお金や労力を払って、同等の価値のものを受け取ることが出来ます。相手からいただいたら、お返しをするのは常識です。よく「もっと給料を上げて欲しい」と要求しますが、与えるものが少ないから、受け取るものが少ないのは仕方がありません。この関係では、ある水準以上に親しい人間関係にはならないでしょう。

3.「give&give」の人
 船井幸雄は「見返りを求めないで、相手の喜ぶことをやってあげなさい」と言いました。これは中々出来ることではありません。本当に相手のことを思わないと出来ません。これは無理だろう。現実的には「give&be given」(与えるから与えられる)ではないかと思いましたが、これでは見返りが透いて見えます。この「give&give」(=与え好き)でいけば、相手が喜んでくれること間違いありません。

私は、一時悩んでいた時に、この「give&give」を実践してみたことがあります。これを実践すれば、船井幸雄が言ったように、間違いなく仕事や人生が好転します。相手が喜んでくれる程うれしいことはありません。「take&take」で得る喜びとは比較になりません。仕事や人生に不満がある方は、一度「give&give」に挑戦してみて下さい。

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2014/04/29


実行なきところに成果なし

同じことに取り組んでいるのに、成果を出す人とそうでない人がいます。成果を出せる人の共通点は「実行力」が優れている点にあると言えるでしょう。

例えばコンビニなどフランチャイズ業態では、やるべきことはマニュアルで明確になっています。同じ立地なら、誰がやっても同じ成果を出せるはずですが、オーナーや店長によって成果は大きく変わってきます。PDCAサイクルの中のプラン(PLAN)がいかに優れていても、実行(DO)ができなければ成果が出ないのは当然です。

では、実行力のある人は、何が違うのでしょうか?


1.プラス思考で、必ず成果が出ると前向きに考える
 成果を出す人の共通点は「プラス思考」です。プラス思考の人は、「これをやれば必ずいい結果が出るはずだ」という前向きな考え方ができます。一方、成果を出せない人には「マイナス思考」の人が多くいます。例えば、新規開拓の訪問営業などで10件も連続で断られ続けると、11件目に行く前から「どうせ行ってもまた断られるんじゃないか」と否定的に考えてしまいます。

2.途中で止めないで、粘り強く継続することができる
 同じことをやっても継続できる人と途中で止めてしまう人がいます。三日坊主になってしまう人です。例えば、不動産仲介の会社が良く手配りチラシをマンションなどにポスティングしますが、実績を出している人は必ずやり続けているそうですが、成績の悪い人は、やったりやらなかったり、また途中止めするそうです。成果を出す人は、継続の重要性を良く知っていると言えるでしょう。

3.スピードがあり、即断即決、即時処理をしている
 成果を出す人は決断が早く、即断即決ができます。一方、成果が出ない人は、いつまでも迷って決めることができません。なぜ、すぐ決めることができるのか?それは、十分に考えても結論は最初に閃いた直感と同じということを知っているのです。だから余り迷いません。そして、やると決めたらすぐ実行に移します。決断や行動が早い分だけ、成果も早く出します。

4.優先順位をつけ、やるべきことを絞り込む
 成果の出せる人は、やるべきことを絞り込み、それを徹底して実行しています。一方、余り出せない人は、あれやこれやいろんな事に取り組んでいるのですが、どれも中途半端で終わっています。あれこれ取り組む人は、成果の出せる道が見えていないとも言えます。成果を出している人の戦略はシンプルです。

 成果の出せない人は、行動を変えない限り成果は出せません。しかし、自分の行動を変えるには、今までの自分の「考え方」を改めないと出来ません。今まで自分が正しいと信じている思考をちょっと見直してみて下さい。




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2014/03/25


売上減の8割は内部要因にある

4月から消費税が8%に上がり、個人消費が落ち込むことが心配されています。また、来年には10%に上がる予定です。この消費税のアップは、小売業やサービス業など一般の消費者を対象とする企業にとっては明らかに逆風であり、今まで通りの商売のやり方を続けていたら、間違いなく5%~10%ダウンすることになります。
 この消費税を境に、これから売上がじりじりと落ち込む店、赤字に転落する店と売上を落とさないで踏ん張る店、利益をしっかり出す店の差は広がっていくと思われます。


「消費税アップは国の方針だからどうしようもない。多少の売上ダウンはやむを得ない。」と考えていると、多少の売上減では歯止めがかからなくなります。
確かに消費税は大きなマイナスの外部要因ではありますが、もっと内部にやるべきことが沢山あるはずです。よく不振の原因の8割は内部にあると言われますが、商品、売場作り、接客サービス、販促、店舗運営など見直すことこそ、この消費税対策の中心にすべきと考えています。


 

では、そのポイントはどんなところにあるのでしょうか。



1.今来店している顧客の潜在的なニーズを掴む

多くの店舗は、きっとお客様は望んでいるに違いないという不確かな想定に基づいて、品揃えやサービスを行っています。でも本当にそれを望んでいるのでしょうか?多くの客は「もっと~して欲しい」と思いながら、口に出しません。毎年全従業員で顧客1万世帯を訪問し、顧客の要望を聞いて回る店舗がありますが、地元で圧倒的な支持を集めています。まず、既存客の潜在的なニーズを掴み、真剣に取り組むことです。


2.接客・応対の見直しを行う

今重要なことは、今自店を利用している既存客に重点を置くことです。その既存客に自店をもっと利用していただくこと、リピート客、ファン客を増やすことです。そのポイントは、「人、接客応対」です。世の中は弱肉強食の厳しい生存競争の時代ですが、人が求めていることは、もっと温かみのあるふれあい、出会い、人間関係ではないでしょうか。殺伐とした、冷たい店には何度も行きたくありません。そのような温かみを感じる接客やサービスは店のスタッフが作り出すものです。もっと、もっと、接客応対のあり方を見直すべきです。


3.アフターサービスの見直し

多くの店が買うまでは熱心に対応してくれるのですが、買った後はほとんどサービスをしてくれません。たまに電話が来ると、別の商品の売り込みです。確かに、買っていただいた商品について満足していただいているかどうかを聞くことは、藪蛇になるのではと心配になります。しかし、買った商品やサービスが不具合だったり、満足していなければ、リピートなどあり得ません。また、自分の親しい人に紹介する気にもなりません。好調な企業は、アフターサービスに力を入れ、顧客満足を高め、リピート客や紹介客を増やしています。


何をやっていいか分からないという方は、まずこのような点を見直してみて下さい。





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2014/02/18


性格を変えなければ能力は伸びない

ソチで冬季オリンピックが開幕しました。

今回のオリンピックでは、10代の若い選手が話題になっていますが、その先陣を切って、17歳の高校生、スノーボードスロープスタイルの角野友基選手が8位入賞を果たしました。
メダルも期待されていただけにマスコミ的には残念だったのですが、本人は「思っていたことができた。満足している。」と笑顔で堂々のコメントを行い、とてもすがすがしく感じました。

 

特に印象に残っているのが、スタート前の「お辞儀」です。
彼はスノーボードという競技が世間にチャラい遊びだと思われていることを心配し、しっかりとしたスポーツだという事を認めて欲しくて、礼儀はしっかりしようとあのような行動を取ったそうです。
実力的には十分にメダルを取れる力もあるのですが、一切の愚痴は言わず、全力を出したと笑顔でインタビューを受けていました。
何という素直な若者でしょうか。
インタビューの言葉や態度から、彼の性格の良さが伝わってきます。



「性格を変えなければ能力は伸びない」


これは、現在船井総合研究所の特別顧問を務める宮崎忠の言葉です。
また、弊社の創業者船井幸雄は、このように言っています。


「人間の能力なんて大差はない。成功するかどうかは性格で決まる。」


ではどのような性格の人が能力を伸ばし、大成するのでしょうか。



私は、次の5つが大切ではないかと思っています。


1.素直な心

これは、船井幸雄が言っている「成功の3条件」の1つです。
また、松下幸之助氏の著書にも必ず出てくる成功の条件です。
自分の知らないこと、自分は違うのではないかと思うようなことでも、頭ごなしに否定するのではなく、一旦聞いてみるという姿勢のことです。


2.誠実な心

「嘘をつかない」「卑怯なことはしない」「相手との約束は必ず守る」と言ったことです。
当たり前のことですが、平気で嘘を言い、損得を優先するような人は、長い目で見れば信頼されることはないでしょう。


3.感謝の心

成果を出したのは自分の能力と努力であって、他人に助けてもらった訳ではないと考える人が多くいます。
逆に、年齢や経験に関係なく、上手く言ったのは、上司や先輩、サポートをしてくれている会社のスタッフなど周りの環境があったらからこそであるという「感謝の心」を持っている人がいます。
一番は両親に感謝することですが、これを忘れているような人は、まず見込みがありません。
上手く行かなければ、すぐ他人のせいにします。


4.敬う心

どのような人にも敬意を払うということです。
弊社の創業者船井幸雄は、どのような人に会っても、知名度や役職で対応を差別するようなことはしませんでした。
ところが、ちょっと成功したり、役職が上になると、急に偉そうに振舞ったり、相手を見下す人がいます。
自分は大した人間ではないと言う謙虚さが大切だと感じます。


5.相手を思いやる心

「自分さえ良ければいい」という人では集団の中でうまくいくことは難しいでしょう。
確かに、個人として一時的には成果は出すことができますが、長続きしないことは明白です。
部下やチームメイトを思いやる心がないと誰も一緒に仕事をしたいとは思いません。



その人の性格を変えるのは容易なことではありません。
一番は、このような性格の良い人を採用することだと思います。
しかし、多くの企業が、性格よりも能力を重視して採用しています。
見直す必要があります。




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2014/01/14


仕事や人生が上手くいく「ツキの原理」

皆さん、「ツキの原理」という言葉をお聞きになったことはありますか?
この言葉は、弊社の創業者で、最高顧問の船井幸雄がよく使っていた言葉です。


「成功するためには『ツキの原理』に従い、自分自身をついている状態にすることが第一である。
そしてついてきたら、そのツキを逃さないように『ツキ管理』をすることである。そうすれば間違いなく仕事や人生が上手くいき、幸せになれる。」


私は、小売業の現場で10年間働き、25年前船井総研に転職してきた人間です。
当時すでに消費は成熟し始めており、色々と努力しても中々売上が伸びなくて苦労して来ました。
この言葉を聞きながら、「そんな簡単なことで売上が上がったり、仕事が上手くいくなんてあり得ない!」船井幸雄のこの言葉を眉唾ものとして聞いていました。


ところが、コンサルタントとして25年活動してきて、今ではこの『ツキの原理』ほど、単純で、誰でも簡単に実践でき、そして間違いなくよく効くノウハウはないと確信しています。


では、誰でも成功し、幸せになれる『ツキの原理』とはどんなものなのでしょうか。



『ツキの原理』のポイントとして3つあります。


1.ついているもの(人)と付き合うとツキが付く

例えば小売店でしたら、売れ筋商品や昨年より売上の伸びている商品、儲かっている商品、回転率の高い商品などが”ついているもの”になります。
これらの”ついている”商品に力を入れれば間違いなく業績は伸びるのです。
また、”ついている”人とは、業績を伸ばしている人やいつも高い成果を出している人のことです。
このような人と付き合い、謙虚に成功のポイントを学び、素直に実践していけば、つくようになります。


2.ついていないもの(人)と付き合うとツキが落ちる

ついていないものとは、ついているものの逆で、死に筋商品や売上が前年より大きく落ちている商品、儲かっていない商品、効率の悪い商品などです。
ついていない人とは、業績を落としている人や成果の低い人、また暗く落ち込んでいる人、人の悪口ばかり言っている人、人相の悪い人などです。
そのようなものや人と付き合っていると、”朱に交われば赤くなる”の諺にもあるように、自分も段々つかなくなってくると言います。


3.つきを逃さないように『ツキ管理』をする

ついてきたら、そのツキを継続させなければ成功は長続きしません。
その為には、ツキを落とすことをしないことです。
具体的には、プラス発想を心がけ、良心に反することは絶対にしてはいけません。
慢心することなく謙虚な気持ちを持ち、勉強を続けることだと船井幸雄は言っています。


年の初めで皆様も幸せな1年になることを願っておられるでしょうが、まずはこの『ツキの原理』を実践してみてはいかがでしょうか。




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