2013/12/10


目標管理に時間をかけない

目標管理の効果として、同じ目標に向かうことでメンバーの一体化を促す。目標に向けて頑張ることにより個人の成長を促すなどがあります。また、企業であれば、「資金繰り」「人員計画」などとも連動してきます。

しかしながら、目標管理と言っても、そもそも目標には3つ段階があるようです。

・形式的目標
会議時の報告や資料作成のために設定している文字通りの形式だけの目標です。
日常の行動と目標が合致していない状態です。メンバーの多くは本気で達成できるとは思っていないし、目標達成に向いての行動になっていない状況です。
目標に魅力がないことと、スタート時点で達成が具体的にイメージできないことが「形式的目標」になってしまう大きな原因です。
このような目標段階で「目標管理」に時間を費やすのは時間の無駄です。

・挑戦目標(チャレンジ目標)
挑戦(チャレンジ)目標というと耳障りは良いですが、「努力目標」と同意語です。高い目標に挑戦しているのだから、努力さえすれば達成できなくても仕方ないと考え、「努力」さえすれば免罪符(言い訳)が与えられるのです。
達成させるために充分なアクションプランがなく、精神論と根性論でおこなう目標管理になりがちです。
必ずしも挑戦目標が無意味だとは思いませんが、個々それぞれの妥協点を設けてしまい、結果的に目標がバラバラになってしまう危険はあります。

・必達目標
目標自体が魅力的でありこうすれば達成するという目標達成のイメージできている。何が何でも絶対に達成するという強い意志を持っている目標です。
当然、日常の行動は目標を達成させるための行動になっていることです。
必達目標であればこそ、目標管理に時間を掛ける価値が出てくるのです。

目標管理は大切ですが、まずはメンバーの目標がどの段階にあるから見直してみていかがでしょうか。




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2013/07/02


こんな経営幹部は危険です!

成果の上がらない会社の「経営幹部」を辛口に斬ってみました。
こんな経営幹部が増えてきたら危険だと思いませんか?


 

モチベーションを上げることが目的になっている人

「頑張ること」は大切なことなのですが、問題なのは「頑張らせる」こと自体が目的になっている人です。
成功のイメージを持たないまま、ひたすらモチベーションを高めても、成果の出ない仕事をいつまでも続けていたら会社は疲弊していきます。「成果」こそが最高のモチベーションの源泉です。



慣習にとらわれている人

モチベーションを上げることが目的になっている人の多くは、過去の成功体験の呪縛から逃げられずに、今までのやり方を変えない人です。同じやり方を続けていれば、大きな失敗をしなくなります。怪我もしません。
しかし、使わない筋肉が退化し硬くてなっていくのと同じように、周囲の人たち(つまり部下)の仕事能力と思考の可動範囲を少しずつ狭めていきます。



変革のリスクを取らない人

慣習にとらわれている人の多くは変化に伴うリスクを負わない人です。安定した時代であれば、それがもっとも安全な方法かもしれません。しかし環境は大きく変化しています。「変化しないリスク」はもっと深刻です。守るべきこと守りながらも、変えるべきことを変えていかなければジリ貧になっていきます



他の世界と接触しない人

これだけ情報社会になっていても、同じ場所にいて、同じ業界、社員、取引先、顧客としか接触していなければ、思考の可動範囲はどんどん小さくなっていきます。
「世の中は○○みたいですね。」「他所では○○が成功しているようですね」など情報が他人事のなったような会話が多くなってきたら危険の予兆です。世の中の動きがバーチャルになっているということです



決めない人

究極がこの「決めない人」です。一般的に「いい人」と見える人です。部下からの意見に親身になって耳を傾けるけど、同情するだけで何も決めない。(口癖は部下の自主性を引き出す) 社長が決めないと何も決めない。(口癖は社長の意向・・・)
要は、自分で決めない理由を外に求めているだけです。



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2013/06/04


正しい目標なんてない

「本気にさせる」ことこそが目標管理の基本です。
報道番組のなかで、「横浜市の待機児童0(ゼロ)」に関して、
林市長はインタビューの中で、成功要因の1番に「市職員が本気になってくれた」ことを挙げていました。今回号では「本気になるか? ならないか?」という視点で目標管理について考えみたいと思います。

一般に、パフォーマンスが上がるのは、「勝算70%」状態だそうです。
真剣に取り組めば実現できると思える状態です。 
同じ目標を掲げても、成功体験の多い人は、「やればできる」と考えます。だから成功する方法を真剣に考えます。
成功体験の少ない人は「やっても無駄だ」と思います。
やっても無駄と思って本気になれる人はいません。
無駄だと思った瞬間に設定した目標は「形式的目標」になってしまいます。


成功体験の多い人には、失うものがあります。
だから適度な「危機感」を持っています。
しかし、成功体験の少ない人には失うものがありません。
だから「危機感」がありません。
当然、危機感を煽って本気を出させようとすると、低いパフォーマンスをさらに下げるだけです。

 

成功体験の多い人は、「達成の快感」を知っています。
だから、中毒のように「達成」を追い求めます。
成功体験の少ない人は「達成の快感」を知りません。
だからその快感がなくてもなんら飢えを感じません。(成功者にとって「達成」は麻薬みたいなものです。)


成功体験の多い人は、「なぜこの目標必要か?」を納得すれば、自然にパフォーマンスを発揮します。
しかし、成功体験の少ない人は、「どうしたら目標が達成できる?」を教えなければ、しかも、丁寧にわかりやすく教えなければ、パフォーマンスは上がりません。

 

「目標の高低(難易度)」で考えるではなく「本気になるかどうか」で考えてみてはいかがでしょうか?



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2013/03/25


「働く人に求められる能力」 と 「稼ぎ(収入)」

エンプロイアビリティ(Employ abilitiy)という言葉があります。

直訳すると「雇われ得る能力」なるのでしょうが、私は「働く人に求められる能力」と訳しています。
この能力は3つの要素からなっています。

 

(1)業務遂行力、(2)問題解決力、そして(3)戦略的創造力です。
少し世知辛い話ですが、この3つの能力は「稼ぎ(収入)」と大きく関係しているようです。

 

まず、(1)の「業務遂行力」です。

業務遂行力とは、専門性を活かして仕事を正確に丁寧にこなしていく能力です。いわゆる「作業」です。
成長期の人手の足りない時代は、その作業だけでもある程度の対価を得ることができました。

 

しかし、縮小期に入り、技術革新で仕事が効率化され、さまざまなものが均一化された現在では、作業だけで給料を得ている人の収入は、結果的に減少しています。

 

次に、(2)の「問題解決力」です。

問題解決力とは、目の前にある問題に対応するだけでなく、その原因どこにあるのかを発見することによりそれを解決する能力です。いわゆる「考える仕事」です。
外部環境は常に大きく変化していますので、それに伴いいろいろな問題が発生しています。今、多くの経営者が社員に求めている能力です。
ですからこの能力を高めていくことが、稼ぎ(収入)を維持し増やしていくための必要条件かもしれません。

 

最後に、(3)の「戦略的創造力」です。厳しい時代にあって戦略的創造力を発揮しなら働く人は常に求められ、結果として稼ぎ(収入)は増えています。
前の2つの「業務遂行力」「問題解決力」は、

仕事(やるべきこと)や仕組みがあることを前提としていましたが、

この戦略的創造力とは0(ゼロ)からのスタートです。


つまり「需要」や「仕組み」を創る能力です。

ですからこの能力の高い人は、

「商品がよくない」「仕組みがない」「会社が悪い」

などの外的環境や他人のせいにしません。


ですから、会社組織の中でも必要な人財となるのです。



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2013/01/15


今年も一年 いかに過すか?

「やりたいことが見つからない・・・」
残念な人生を送っている人がよく口にする言葉。

 

正月にテレビを見ていたら、ベンチャー企業の経営者とフリーターが討論をしていた。

 

フリーター:

「やりたいことが見つからないから…だから、自分探しの旅をしている。」


経営者  :

「やりたいことなんて見つかるはずないよ!」
「何でも良いから、目の前のことを一生懸命やることが大事だよ!」

 

やりたいことを追い求めて、幸せな人生をつかめる人もいるが、やりたいことを探し求めて、結局、ただ無駄な時間を過して、残念な結果になっている人がいるのも事実である。
それは人には、「やりたいこと(望み)」と「やれること(限界)」があるからである。最終的には、「やれること」の中から「やりたいこと」を選ばなければいけない。
可能性は無限であるという人もいるが、選択肢は意外と限られている。

反対に、幸せな人生を勝ち得た人は、「やりたいこと」ではなく、目の前の人の「やって欲しいこと」に一生懸命応えている。
今ある状況に全力で対応している人が、結果的に「やりたいこと」を見つけている。正確にいうなら、「やれること」が「やりたいこと」になっている。

 

今年もいろいろな時流予測があるが、絶対的なものは何一つない。
可能な限り正確な予測をして、それに備えることは大切だと思うが、社会は成熟し複雑になり、その予測は年々難しくなっている。
厭世的な言い方かもしれないが、いくら備えても、自分の力では何とし難いこともたくさん起こるだろう。


だからこそ、予測が外れたときに言い訳をしなくてもいいようにはしておきたい。環境のせいにして言い訳をしても何も生まれないのだから。

 

そのキーワードが「目の前のことを一生懸命する」ことだと思う。

今年もすでに2週間、今年も一生懸命楽しんでいきたいものです。


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