2010/12/21


来年に向けて

今年も一年いろんな方々とお会いしてきましたが、
毎年毎年、仕事上の「モチベーション格差」が拡がり、
それが「成果格差」に直結しているように感じます。

ところで一般的にモチベーションの源泉として
1.経済的報酬(お金をもらえる)が期待できるとき
2.社会的報酬(評価・賞賛される)が期待できるとき
3.何らかの達成感を期待できるとき

・・・ etc 答えがあると思うのですが・・・

1.経済的報酬(お金)、2.社会的報酬(評価)を得る機会は
殆どの人が、ほぼ平等に持っているのだと思います。

しかし現実は、モチベーションの高い人、低い人の格差は拡がり
モチベーションの低く、負のスパイラルに陥っている人が
ますます増えています。


その要因となるのキーワードは「期待できる」にあります。
すなわち、ある程度の確率で実現できると思ければ、
いくら機会があっても「期待」は生まれないのです。

期待という思考には、過去の経験が影響します。
何度も期待を裏切られていると、期待を持つことができなくなります。
逆に言えば、なんらかの実績(成功体験)があれば容易に期待を持つ
ことがでできるのです

残念なことに、成功体験は誰も与えてはくれません。
自分で少しづつ 体験していくしかないのです。

残すところ あと2週間で今年も終わります。
そこで、この2週間の過ごし方の提案です。

来年の目標(計画)を立てるも大事ですが
実現可能で且つ意味のある今年(2011年)の(計画)を立てて
全力で実践してみてはいかがでしょうか?

もちろん今からでは 経済的報酬や社会的報酬を
得ることは難しいとは思いますが、
3.の達成感は得ることはできるはずです。

まず今を大切にしましょう
そしてその達成感を持って2011年のスタートを切りましょう!

それが今からできる、2011年のモチベーションを高める
最善の方法ではないでしょうか?


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2010/10/26


意識して使わなければ・・・

最近、自分自身でも時々、「漢字」が書けない
「計算」ができない。「記憶」ができない。・・・ことが度々ある。

脳力の経年劣化(早い話が老化現象)?

たしかにその影響も多少はあるかもしれないが、
原因の多くは、この20年位の間に急速に普及した文明の利器のお陰で
「書く」・「計算する」・「覚える」を使わなくなったことにある。

別にペンを動かして文字を書かなくても、パソコンのキーボードを
叩いて変換ボタンを押せば、「漢字」の選択肢を用意してくれので
「書く」ことがない。 必要がない。

携帯電話に電話番号を登録さえしておけば、必要なときに、必要な人に
確認すればいいので わざわざ「覚える」必要がない。

電子マネーを使うので、小銭を数える。お釣りを確認することもない

これらの機能は、今までの社会生活を送るうえで、最低限必要であった
しかし、これらの能力がなくても、何も困らなくなり、それらの機能を
使っていないのだから、当たり前と言えば当たり前のこと。

「技術の進化」を批判するつもりなど到底ない。
それ自体はとても良いことだし、個人的にも便利さも享受したい。

だからこそ、時々ではあるが、
手書きの「手紙」を書く。
手書きでメモを取り「覚える」 メモを取り出し電話する。
買い物に行ったときには「暗算」で計算してみる。
と言うことを意識して(わざわざ)実践して、機能劣化を最小化している。

皆さま、少し意識して実践されてみてはいかがでしょうか?
脳のストレッチみたいで少しだけ「快感」かも知れませんよ。

追伸
「歩く」「食べる」といった生命維持に必要な最低限の行為さえ
便利さと引き換えにどんどん劣化している。
そして、最終的には
「人工呼吸」があるから大丈夫!全然困らないよ!

そんなSFのようなことさえ想像して空恐ろしくなってくる。


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2010/09/07


心のコンディションはいかがですか?

今年は最近113年間の中で一番暑いとのことで、
この暑さのせいで身体のコンディションを崩している方も多いのではないでしょうか?

(気象予報士ではないので詳しいことはわかりませんが)
いくら「残暑が続く」とは言っても
1~2ヶ月後には、秋になり、涼しくなって
体のコンディションは、自然に少しづつ回復していくと思うのですが、

問題なのは、「心のコンディション」を崩している方です。
外部環境の好転を祈っていたら、いつまで好転しそうにありません。

先月弊社の有志と一緒に「フロー研修」なるものを体験しました。

簡単に言えば、
成果を出すためには、最高のパフォーマンスを発揮することが大事であり、
最高のパフーマンスを発揮するためには、
「何をやるべきか?」を正しく認識して行動することも大事だが
「そのときどんな心の状態にあるか?」がもっと大事である。

そのとき「結果を出さなければ・・・」という気持ちが強過ぎて、
緊張したり、心が萎縮していては
逆に、パフォーマンスは劣化して、悪循環に陥ると言う話である。

自分自身もあまり「心のコンディション」ということ
ほとんど考えることはないことに気が付いた

ポジティブシンキングもそ1つの方法かも知れないが

思うような結果が出ないとき、強引にポジティブシンキングで
モチベーションスイッチを入れて 頑張って・・・、
それでも結果が出ない状態が続くと、更に悪循環に陥ってしこともあるようです。

そこで 皆様に提案です。

「心のコンディション」を整えるために

目を閉じて・・・楽しいことを考えてみる。
楽しいハッピーワードを言葉に出してみる。
カガミの前で、微笑んでみる。

何でもいいので、自分ひとりでやれることで
自分自身が気持ちのいいことをやってみてはいかがでしょうか?

「心のコンディション」をことも大切な仕事です。
それが、結果を出すための方法なのですから・・・


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2010/07/27


経営管理論の変遷に学ぶ

今回は少し、経営管理論の歴史の勉強です。

1900年初頭に、FWテイラー氏により「科学的管理法」が提唱され、
無駄を省き、如何に「能率」を向上させるかを徹底的に取組まれた。
そして、

1.「差別出来高払い制度」(現在の成果主義賃金制度の礎)
2.「職能的組織」
3.「管理原則」(できるだけ多くの作業をさせるための諸原則)

を導入した。
これにより、生産性は向上したが、労働争議のきっかけにもなった。

その後、「自動車王」と言われたフォード氏により
「標準化」と「移動組立法」(現在のベルトコンベア方式の礎)により
仕事の能率が飛躍的に向上した。

1930年頃に、更に「能率」を向上させようと、いろいろな実験を行われた。
最も有名な実験の一つに「ホーソン実験」がある。

そこで、行き着いた結論が、

「人間は感情を持った社会的動物であり、
 公式組織の中に自然発生的(仲間意識的)に「非公式組織」をつくり、
 その影響により、「能率」は大きく左右する。
 また、人の感情を無視した管理は逆に能率を低下させる。」

結局は「人間の感情の問題」という答えである。

ここで興味深い点は、最初から「人間関係」について研究がなされたの
ではなく、「能率」を研究し、突き詰めていったら、最大の問題は
「人間の心の中」にあったことにある。

以上、簡単に「変遷」を書いたが、
ふと、思うと今、ものすごいスピードで、
この変遷を逆行しているような気がしてならない。

そして、その結果負の連鎖(マイナススパイラル)に陥っている
組織が多いように思える。

実際に、長期安定的に、好業績を上げている組織は
働いている人が、とても精神状態にあることは間違いの無い事実である。

今一度、「人の心」や「人間関係」に目を向ける時代が
やってきたように思える。

歴史を振り返ると何か見えてくるものがありそうですね。


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2010/05/25


今に、一生懸命を尽くす

松下幸之助氏の著書の中に

「『大志を抱く』という言葉だけに浮かれてはならない。
  大志を抱かずとも一日一日を積み重ねて大きな成功を得る人もいる。
  決して足もとを見忘れてはいけない」

という一節があります。

自己啓発本と言われる書物の多くは「夢」持つことの重要性と素晴らしさを説いています。
勿論、それ自体を否定するものではないのですが、時としてそれが今を邪魔したり、
夢を持てないことに脅迫観念(ストレス)になっている人も増えています。

「今、役割を一生懸命果たすこと」、「今、出来ることに全力を尽くすこと」の延長線上にある
「大きな夢」であることが重要だと思うのです。

「私にはこんな夢がある。、、、」「私はこんな仕事をしたいのでない。、、、」
と言って、「大志を抱く」ことと「現実から(気持ちだけ)逃避」を混同しているケースがあります。
その結果として、本人から「不満」「愚痴」が多くなり、周囲と上手く融和できなくなったりします。

かといって、夢を持てずに、ただひたすら、目の前のことをこなしていくだけになり、
心身を壊して人も多いのも現実です。

時として「夢」を持つことはストレスを和らげる効果を持つのでしょう。

現在、「先行き不透明な時代」(明るい夢の持ちづらい時代)だからこそ、 
「今に一生懸命を尽くすこと」と「夢」を どのように繋げ、
程よいバランスをとっていくかということがとても重要なことに思えるのです。

人の価値観・生き方はそれぞれで 絶対的に正しいものは無いのでしょうが、、、


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2010/03/02


考:エンプロイアビリティ(Employ Ability)

先日 弊社(船井総研)の経営戦略セミナーにて、
坂本光司先生(「日本で一番大切にしたい会社」の著者)講演を聴講した。

坂本先生は、一貫して、

「社員とその家族・パートナー企業の社員と家族を大切にする会社だけが
企業として存在することを許され、それを大切にしない会社は存在価値がない!」

と主張されていた。やや理想論と思われる節もあったが、本質的にその通りだと思う。

その中で印象的であったのが、日本経済の元気のなさは、

「有効需要の不足ではなく、有効供給の不足である。」

との言葉である。本当に欲しいと思えるもの(有効供給)がないから、
有効需要が生まれないのだと言う。

私はその言葉を聴いて、(仕事柄からか?)エンプロイアビリティ(Employ Ability)の
重要性をふと考えた。

エンプロイアビリティを直訳すると「雇用される能力」となる。
言葉を変えると、「世の中で必要とされる役割を果たす」(=有効供給)ことだと思う。

会社において、現状の雇用を守る取組みもちろん重要だと思う。

それと同時に、もし会社に何か不幸なことがあり雇用を守れなくなっても、
他の会社でも必要とされる人財になるように、会社、上司 そして本人が、
それを高める努力をし続けることも大切である。

変な言い方をすれば「どこででも通用する人材つくり」である。

他の会社でも必要とされる優秀な人財が、その会社で定着し、活躍したならば、
その会社が上手くいかないはずがない。
結果として、長期的に繁栄を勝ち取る会社になっているのであろう。

私自身、そんな人材のサポートとしての教育研修でありたいと思う。

今、社員教育は、即戦力化ももちろん大切であるが、目の前の「HOW TO」だけではなく、
しっかりと「基本」そして「応用力」を提供することにあると思う。

確かに現在は需要不足である。それを解決し需要を喚起するために、いろいろな施策がとられている。
実際に一部の会社ではこの厳しい経済環境下での業績を上げ続けている。
(しかし、残念ながら、、、成功事例はほとんどが価格訴求型のようである)
如何に、好業績をあげているとは言え、その本質が価格戦略である以上、
合理化(特に人件費や抑制)こそが善であり、結果として先の読めないデフレスパイラルを加速している。

こんな時代こそ、有効供給を創る人材について真剣に考えるときではないだろうか。


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2010/01/12


2010年の目標

既に今年も12日経過していますが、・・・
今年の目標をどのように設定されたでしょうか?

目標レベル(難易度)は別として、
全く目標を持っていない方は少ないと思いますが、一説によると、
目標を紙に書いている人は20%程度しかいないそうです。
目標は心の中で思い描くだけより、紙に書くという行為により
目標意識がより明確になる効果があるようです。

しかし、それだけではなかなか目標を実現させるのは難しいようです。
私も偉そうなことを言えませんが、多くの人は、
目標を実際に行動に移すことなく「単なるスローガン」
まさに「絵に描いた餅」で終わっています。

必要なことは さらに、その書いた目標を毎日眺めて、
日々そのための行動を具体的にイメージしながら、
実際に行動することが必要なのです。
意識の継続が必要なのです。人は行動することよってのみ意識を継続し、
意識を継続できるから習慣化できるのです。
そうなれば、今年の目標実現はかなり近づいてきます。

成功者といわれる方の多くが、このことを実践しています。
同時に、実際にここまでやっているという人は1%程度しかいないのが
現実かもしれません。

既に今年も12日を経過しましたが、今からでも間に合います。
このメルマガを読まれたあと、是非、手帳の今日のページに
目標をすぐに書いてください。
今日この瞬間から、目標実現のための具体的アクションを
起こしてみてください。 


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